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コラム

外壁で人気の種類とは?種類別の特徴や外壁を選ぶポイントを解説!

2023年11月24日(金) 10:00の投稿「外壁で人気の種類とは?種類別の特徴や外壁を選ぶポイントを解説!」の画像

家の外壁材にはサイディング・モルタル・ALC・タイル…などさまざまな種類があり、素材によってデザインやカラーの自由度、機能性が異なります。家の外壁デザインに迷ったときは、外壁の大まかな種類と素材ごとのメリット・デメリットを把握することで理想の外壁を選べるでしょう。

当記事では、外壁材の中でも特に人気の高いサイディング材をはじめ、モルタルやALCなどの外壁の特徴を紹介します。外壁のリフォームなどを考えている方は、ぜひご覧ください。

 

1.外壁で人気のサイディングとは?4種類を紹介!

サイディングとは、建物の外壁に張り付ける板材の名称です。

サイディング外壁は、他の外壁に比べて施工しやすく工期を短くできます。人件費の削減により工事費用を抑えられることが大きな魅力です。また、サイディング外壁の材料は種類が豊富で、予算や好みに合ったデザインに仕上げられます。

以下では、サイディング外壁の種類と価格相場を詳しく解説します。

 

1-1.窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)系サイディングは、セメントに木材などの繊維質を混ぜて板状にしたものを窯の中で高熱処理した外壁材です。

窯業系サイディングには、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • デザインやカラーの自由度が高い
  • 耐火性に優れている
  • 費用を抑えられる
  • 外壁材自体に耐水性能がない
  • メンテナンス頻度が多い
  • 熱がこもりやすい

窯業系サイディングは、高温処理する前にセメントを形成できるため、木目調・タイル調などデザインやカラーの自由度の高さが特徴です。不燃材料や純不燃材料として認められており、延焼の防止にも役立ちます。

一方で、防水機能を維持するための表面塗装やシーリング材の補修などメンテナンス頻度が多くなるなどのデメリットもあります。

窯業系サイディングの価格相場は、1平方メートルあたり約3,000円〜5,000円です。

 

1-2.金属系サイディング

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミなどの金属板を加工した外壁材です。

金属系サイディングには、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 断熱性に優れている
  • 衝撃に強い
  • 軽量で施工しやすい
  • 錆びやすい
  • 傷が付きやすい
  • デザインやカラーの自由度が低い

金属系サイディングにはウレタンなど断熱効果のある裏打ち材が使用されており、断熱効果の高さが特徴です。軽量素材なので既存の外壁への重ね張りリフォームも可能です。

しかし、金属製のため雨の多い地域や塩害が起こりやすい海岸沿いでは錆びやすくなります。窯業系サイディングに比べるとデザインやカラーのバリエーションが少なく、シンプルなデザインが多いと言えます。

金属系サイディングの価格相場は、1平方メートルあたり約4,000円〜6,000円です。

 

1-3.木質系サイディング

木質系サイディングは、丸太から切り出した状態の無垢材を加工した外壁材です。

木質系サイディングには、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 断熱性に優れている
  • 木のぬくもりを感じられる
  • 経年劣化も味わいになる
  • 費用が高くなりやすい
  • 施工業者が限られる
  • 耐火性が低い

木質系サイディングは、木材の断熱性の高さとぬくもりのあるデザインが魅力です。色合いの変化が味わいになることも木質系サイディングならではのメリットです。

ただし、施工に技術力が求められるため依頼できる業者を慎重に選ぶ必要があります。また、木材を使用している以上、他のサイディングに比べると耐火性が劣ります。地域によっては、木質系サイディングを選べないこともあるでしょう。

木質系サイディングの価格相場は、1平方メートルあたり約5,000円〜8,000円です。

 

1-4.樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩素とエチレンを原料とする塩化ビニール樹脂を加工した外壁材です。

樹脂系サイディングには、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 耐久性に優れている
  • 塩害や凍害に強い
  • 軽量で耐震性が高い
  • 施工業者が限られる
  • デザインやカラーの自由度が低い
  • 費用が高くなりやすい

塩化ビニール樹脂は、耐久性が高く腐食やひび割れが起こりにくい素材です。錆びにくく吸水性にも優れており、塩害や凍害のリスクがある地域でも安心して施工できます。

一方で、窯業系サイディングや金属系サイディングに比べると施工業者が少ない傾向にあります。サイディング材の生産自体が少なく高額になりやすいこともデメリットです。

樹脂系サイディングの価格相場は、1平方メートルあたり約4,500円〜9,000円です。

 

2.【サイディング以外】外壁の種類3つ

外壁には、窯業系・金属系・木質系・樹脂系のサイディング以外にもさまざまな種類があります。建物に採用される外壁は、時代の流れや技術の進歩によって変化しています。自宅に適した外壁を選ぶためにも、外壁の種類や特徴をチェックしておくことが大切です。

ここでは、サイディング以外の外壁の種類ごとに、特徴と価格相場を詳しく3つ紹介します。

 

2-1.モルタル

モルタル外壁は、セメント・砂・水を練り合わせた建築材料を塗って仕上げた外壁です。塗装機を使った吹き付けタイル仕上げや左官職人による手塗り仕上げなど、施工方法はさまざまです。

モルタル外壁には、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • デザインやカラーの自由度が高い
  • メンテナンス費用が安い
  • 耐久性、防火性に優れている
  • 職人の技術力が問われる
  • ひび割れが起こりやすい
  • 防水性が低い

モルタル外壁は、好みの色を指定したり表面のデザインにこだわったりできます。また、つなぎ目がなく、シーリング部分の劣化が起こりません。塗料の種類が多く価格帯も幅広いため、メンテナンス費用を抑えやすいこともメリットです。

ただし、モルタル自体には防水性がなく、防水塗装で機能を補う必要があります。また、モルタルに含まれる水が乾燥するため、ひび割れが起こりやすいと言えます。

モルタル外壁の価格相場は、1平方メートルあたり約3,700円〜4,500円です。

 

2-2.ALC

ALC外壁は、セメント・生石灰・アルミニウム粉末・水などを練り合わせたパネル状の建築材料を張り付けた外壁です。

ALC外壁には、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 断熱性、調湿性が高い
  • 遮音性が高く音を吸収する
  • 防火性に優れている
  • 防水性が低い
  • 凍害に弱い
  • 費用が高くなりやすい

ALCに含まれる細かい気泡には、音や熱の出入りを防ぐ効果があります。外部からの騒音を抑え、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのが魅力です。

ただし、水分を吸収しやすく、寒冷地では外壁のひび割れなどの凍害が起こる可能性があります。また、機能性の高さや施工工程の多さから、メンテナンス費用が高くなりやすい傾向にあります。

ALC外壁の価格相場は、1平方メートルあたり約5,500円〜7,500円です。

 

2-3.タイル

タイル外壁は、石・土・粘土などを成形して焼き固めた建築材料を張り付けた外壁です。

タイル外壁には、下記のメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
  • 重厚感がある
  • 耐久性に優れている
  • メンテナンスの手間が少ない
  • 初期費用が高くなりやすい
  • 素材が重く落下すると危ない
  • 職人の技術力が問われる

タイル風のサイディングもあるものの、本物のタイルは重厚感があり高級な印象に仕上がります。他の外壁に比べてメンテナンス頻度や工程が少ないため、維持費用を抑えることが可能です。

一方で、タイル自体の価格が高く、初期費用は他の外壁より高くなります。また、職人の技術力によっては、タイルの剥がれや浮きが起こりやすくなります。耐震性の低下や落下によるリスクも考えて、信頼できる業者に依頼しましょう。

タイル外壁の価格相場は、1平方メートルあたり約13,000円〜40,000円です。

 

3.外壁の種類はどれがいい?選び方を6つ紹介

外壁の種類によって、メリットとデメリットは異なります。外壁選びでは、何を優先するかイメージしておくことがポイントです。

見た目を優先するのか機能性を優先するのかによっても適切な外壁は変わります。外観の雰囲気や特に重視したい機能性など、こだわりを具体的にイメージしておきましょう。

以下では、外壁選びをスムーズに進める上で注目すべきポイントを6つ紹介します。

 

3-1.デザイン性で選ぶ

外壁選びでは、デザイン性にも注目して種類を選びましょう。「シンプルかつスタイリッシュな外観」「高級感があり落ち着いた雰囲気」など、外壁の種類やデザインによって建物の印象は大きく変わります。

素材によって質感やツヤ感が異なるため、実際に見て触れて選ぶことがポイントです。外壁の色選びでは、建物の付帯部の色とのバランスもチェックしましょう。デザインの自由度の高さで外壁の種類を選ぶときは、窯業系サイディングやモルタルがおすすめです。

 

3-2.メンテナンス性で選ぶ

外壁の機能性を維持するには、適切なタイミングでメンテナンスをする必要があります。外壁選びでは、メンテナンス方法や頻度、費用にも注目しましょう。

デザイン性だけで選んでしまうと、メンテナンス費用が予想以上にかかる可能性があります。外壁の耐用年数や費用相場も比較して、将来的に負担が大きくなりすぎない外壁を選びましょう。

塗装の必要がなくシーリングを使う目地が少ない種類を選ぶと、メンテナンスの手間を省くことができます。メンテナンス性で外壁の種類を選ぶときは、モルタルやタイルがおすすめです。

 

3-3.価格帯で選ぶ

価格相場が高い外壁を選ぶと、外壁リフォームにかかるトータル費用が高くなります。外壁の価格相場をチェックした上で、予算に合った外壁を選ぶことも大切です。

サイディング各種とモルタル・ALCの価格帯は、約3,000円〜9,000円の範囲内に収まっています。一方、タイルは他の外壁と比べて価格相場が高いことが特徴です。

価格の安さで外壁の種類を選ぶときは、窯業系サイディングやモルタルがおすすめです。ただし、モルタルは職人の技術力や難易度によって価格差が生じやすいため注意しましょう。

 

3-4.耐久性で選ぶ

耐久性が優れている外壁は、長持ちしやすくメンテナンス頻度が低くなります。手間をかけずに外壁の役割を維持するためにも、耐久性を比較して外壁の種類を選びましょう。

外壁の種類別の耐用年数は、下記の通りです。

外壁の種類 耐用年数の目安
窯業系サイディング 約7年〜8年
金属系サイディング 約10年〜15年
木質系サイディング 約7年〜10年
樹脂系サイディング 約10年〜20年
モルタル 約5年〜10年
ALC 約10年〜15年
タイル 約10年〜20年

耐久性で外壁の種類を選ぶときは、樹脂系サイディングやタイルがおすすめです。ただし、耐久性には環境も影響するため、想定よりも早いタイミングでメンテナンスが必要となる可能性もあるでしょう。

 

3-5.人気度の高さで選ぶ

多くの戸建て住宅には、窯業系サイディングやモルタルが使われています。イメージや機能性を総合的に判断して、2つのいずれかを選択する方も多く見られます。

窯業系サイディングは、需要の高さから製造や価格帯が安定していることが特徴です。費用を抑えやすくデザインやカラーの自由度も高いため、予算に合わせてイメージに合った外観に仕上げられることが人気の理由の1つです。

モルタルは、昔から馴染みのある外壁であることに加え、リーズナブルな価格帯であるため根強い人気があります。外壁の種類選びが難しいと感じるときは、人気度の高さを参考にするのも1つの方法です。

 

3-6.家の周辺環境に合わせて選ぶ

お気に入りの家で快適に暮らすためにも、周辺環境に合わせて外壁を選ぶことも大切です。地域によっては、塩害や凍害などのリスクも考慮して外壁を選ぶ必要があります。樹脂系サイディングは塩害と凍害のどちらにも強く、海沿いの地域や冬の寒さが厳しい地域にも適しています。

また、学校が近くにあったり線路沿いに建物が立っていたりするときは、遮音性が高いALCもおすすめです。周辺に畑や道路があるときは、土埃や汚れが付着しにくい表面がツルツルしている外壁を選ぶときれいに保ちやすくなります。

 

4.外壁の色を選ぶときのポイント

外壁の色や柄を選ぶポイントはさまざまあります。同じデザインの建物でも外壁の色によって優しい印象になったりスタイリッシュな印象になったりするため、慎重に決めることが大切です。玄関ドアや天戸など付帯部の色とのバランスも考えて、納得のいく外壁の色を選びましょう。

以下では、外壁の色選びで押さえておきたいポイントを4つ解説します。

 

4-1.人気度の高い色を選ぶ

色選びに悩むときは、人気度の高い色から選ぶのも1つの方法です。

人気度の高い外壁の色は、下記の通りです。

  • ベージュ
  • ホワイト
  • ブラウン
  • グレー
  • ネイビー

外壁の色は、個性的な色より落ち着いた色が選ばれやすい傾向にあります。優しくて上品な印象にしたいときは、ベージュやホワイトなど淡い色がおすすめです。グレーやネイビーなど濃い色を選ぶと、スタイリッシュな印象になります。定番色は、屋根や付帯部の色と合わせやすく飽きにくい点がメリットです。

 

4-2.環境に適した色を選ぶ

好きな色や人気色だけで外壁の色を決めてしまうと、悪目立ちしたり劣化を早めたりする可能性があります。外壁の色を決めるときは、環境に適した色を選ぶことも大切です。

個性的なデザインや色合いの建物が並ぶ地域であれば、原色に近くても雰囲気にマッチします。しかし、緑が多い地域や一般的な住宅街では悪目立ちしてしまいます。

日差しが強く雨が多い熱帯地域では、ホワイトやベージュなど日光を反射しやすい明るい色がおすすめです。一方、気温が低い地域では、ブラウンやネイビーなど日光を吸収しやすい色を選ぶと建物内部に熱を伝えやすくなります。

 

4-3.汚れが目立たない色を選ぶ

ホワイトは土埃やコケが目立ちやすく、ブラックはカビや黄砂が目立ちやすくなります。外壁の汚れが気になるときは、汚れが目立ちにくい色を選びましょう。

汚れが目立ちにくいと言われる色は、次の5つです。

  • ベージュ
  • アイボリー
  • 薄いグレー
  • ブラウン
  • グリーン

ベージュ・アイボリー・ブラウンは、土埃や排気ガスなどの汚れが目立ちにくいと言われています。コケや藻などの汚れが付きやすい環境であれば、同系色のグリーンもおすすめです。薄いグレーはすべての汚れが目立ちにくい万能な色です。

 

4-4.風水で色を選ぶ

風水では、色ごとにさまざまな役割があると言われています。外壁の色をなかなか決められないときは、色の役割にも注目してみましょう。

風水における主な色の役割は、下記の通りです。

  • ホワイト…浄化、家庭円満、仕事運アップ
  • グレー…堅実、ステータスの向上、仕事運アップ
  • ブラウン…家庭円満、健康運アップ
  • グリーン…貯蓄能力の向上、不動産運アップ、健康運アップ

風水では、ひび割れや破損は運気ダウンにつながると言われています。普段から外壁の状態をチェックしてきれいに保ちましょう。

 

まとめ

外壁にはサイディング・モルタル・ALC・タイル…などさまざまな種類があり、特に人気の高い材質はサイディングです。サイディングには窯業系・金属系・木質系・樹脂系などの種類があり、それぞれ機能性やデザイン性が異なります。

外壁を選ぶ際は、デザイン性・メンテナンス性・価格帯・耐久性などに注目し、家の周辺環境にも考慮した上で決めるのがおすすめです。汚れが目立ちにくい色にしたい場合は、ベージュやアイボリー、ブラウンなどを選ぶとよいでしょう。